読書いろいろ
ためるな危険(copy right byぽた郎)
●「博士の愛した数式」小川洋子
この本のおかげで,静かな素数ブームですね。本屋大賞にも選ばれた人気のある本なのですが,なぜかぽた子は「ふーん」で終わってしまいました。小川洋子の本とは,何かが合わないような気がする。この人の本には「倒錯した何か」が根底にあって,どうもそれがひっかかる。もっとうまく言えるといいのだけれど。でも,その割に小川洋子は結構読んでます。
●「ナラタージュ」島本理生
なぜこの人は芥川賞を取れなかったのでしょう。でも,芥川賞取らない方が作家としては生き残るのかもしれません。前に「シルエット」を読んだけど,それより数倍読ませる感じ。気に入りました。でも,なぜ主人公が相手を好きになったのか,そこだけはいまいちよく分からん。
●「日本の路地裏100」
ごちゃごちゃした路地裏から桜の咲く美しい路地裏まで,路地裏ばっかり集めた写真集。しかし,なんかキレイすぎるんだよなー,何かが違うなー。違う理由は,人の写っている写真がほとんどないからだと思います。人が一人もいないところを見計らって撮影しているみたいです。路地裏カタログとして眺めればよいのかもしれない。でも,個人的には,生活感溢れた路地裏の方が好きだし,それが路地裏だと思います。浮おじさんの日記に出てくる写真の方が何倍もおもしろい。
●「世界豪華列車の旅」櫻井寛編
やっぱり電車の旅はいいよね〜。この間アイルランドでコークーダブリン間のインターシティー3時間で気持ち悪くなったりしたけど(体調が悪かった),でもやっぱり車やバスよりは電車がいいな。飛行機もいいけど。
「豪華列車」とあるけれど,豪華じゃない列車もいっぱい。世界にはいろんな電車があるなぁ。こういうの眺めていると,外国に行きたくなります。日本の新幹線はなんで食堂車止めちゃったんでしょうね。電車に乗ってご飯を食べるのもいいものだと思う。
●「サハリン」徳田 耕一
ガイドブックです。村上春樹他「地球のはぐれ方」にサハリン旅行の話が載っていて,サハリンってどんなところだろうと思っていました。別に行くあてはないけれど。
ガイドブックを読んで,本当に何もないところなのだな,と思いました。でも,そんなところに惹かれるのはなぜでしょう。鉄道の記載が多いです。JRの払い下げ車両が大量に走っているらしい。
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Comments
島本理生、「なぜ?」ですよね。きっと綿矢りさより先に野間文芸賞を獲ったから、大人の事情があるのかもしれないと、勝手に考えていました。
鉄道の本で思い出しましたが、雑誌「旅」はまたしてもリニューアルして、なんだかすっかり女性誌のようです。気軽に立ち読みしにくくなりました(笑)。
Posted by: morio | 2005.11.02 at 01:43
morioさんもそう思われますか,島本理生。芥川賞の二人よりも私はこの人が一番好きです。
「旅」はほんとつまんなくなりました。あの内容だったらフツーの女性誌の方がよっぽど充実しています。好きだった雑誌がどんどんおもしろくなくなっていくのはとても残念。
Posted by: ぽた子 | 2005.11.05 at 18:19
徳田耕一「サハリン」、実は去年読んでいたりします。
昔何度も乗った生まれ故郷のディーゼル列車が走っているということで、何時かここを輪行&走りたいと思いつつ予定は未定でございます。
Posted by: みなみ | 2005.11.07 at 17:49
みなみさん,こんにちわ。
サハリン,行ってみたい気になりますね。
JRからの車両はだいぶ廃棄処分になりかけてるそうなので,
行くなら今のうちですね〜。
あんなところで輪行したら,めちゃくちゃ目立ちそう。
だいたい,自転車って走っているのかな。
街中の写真で自転車が写っているのはほとんどなかったような・・・。
Posted by: ぽた子 | 2005.11.19 at 08:52