ナショナルトラストTyntesfield
Tyntesfieldという,19世紀の新興貴族のお屋敷を見に行ってきました。ここはナショナルトラスト(「歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体」wikipedia)が現在管理しています。
Bristolの市街から自転車で行きました。途中までは走りやすい道を通ることができましたが,残り1/3程はちょっと車が多い道を走ります。そして坂。。。途中で写真撮ったりしながら行ったので1時間半もかかりましたが,普通に走れば45分ぐらい。
バス停からも少し歩くので,車か自転車じゃないとアクセスが大変です。実際,私たち以外の人はほぼ車!そのためか,自転車や公共交通機関で来た人は入場料の割引がありました。ちなみに入場料は13.9ポンドで2ポンドの割引です。
入場料,一人1800円ぐらいなので最初は少し高いと感じました。でも,これは保存のための寄付の意味合いが強いと思います。敷地内は広くてピクニックができるし,建物も見応えがあるし,一日中遊べてかなり満足。
入り口となる建物には,レストランとショップがあります。
この建物はもともと馬舎で,馬を収容する仕切りの間にテーブルが並べられています。馬に水をやるための水道も残してあったり。
ここからHouseまで歩くんですが,徒歩15分ぐらい。
家が見えてきましたー。
入場料を払うときに,Houseに入場する時間帯を書いたチケットをくれます。私たちは11:30に着いたのですが,1-2pmの間に入ってね,ということでした。混雑しすぎないように,入場制限しているようです。でも,一度入ってしまえば好きなだけ中にいることができます。
室内の写真,暗くてうまく撮れなかったのです。。。。ナショナルトラストのホームページでhttp://www.nationaltrustimages.org.uk/
Tyntesfieldを検索すると,素敵な写真が一杯出てきます。
ロンドンで成功したGibbsファミリーが18世紀に購入し,4世代が住んだ家。最後のGibbsさんは2001年に無くなるまでここに住んでいたとのこと。このGibbsさんには子供がおらず,屋敷が売りに出されて調度品などもオークションにかけられそうになっていたところを,ナショナルトラストが寄付を呼びかけて100日で500万ポンド(6.5億円ぐらい)を集め,購入にこぎ着けたのだそうです。その後,ボランティアの手を借りて修復がなされ,公開されています。現在もまだ修復中でした。
最後のGibbsさんの生活臭もちょっと残して公開していて,面白かったです。ものすごくクラシックな部屋の中に,テレビとスピーカーが置いてあったり,軍人さんだったようで,戦闘機関係の本がかなりおいてあったり。歴史的建物の中で暮らすって,どんな感じだったんだろう。
話はちょっとずれますが,建物の説明をしてくれた方々はほとんどボランティアだそう。オリンピックの閉会式でもたくさんのボランティアが参加し,ボランティアに対する拍手が一番大きかったように思います。ボランティア活動の文化が根付いているのだなぁと思います。
ナショナルトラストの楽しみの一つは,奇麗に手入れされた庭を見ること。
歩き回って疲れたので,カフェで休憩。
ナショナルトラストって,カフェはあまり美味しくないところが多いと聞くのですが,ここは美味しかったです。
お天気にも恵まれて,最高のピクニック日和でした。
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