「日本の知らない風力発電の実力」安田陽著、オーム社
きささんのブログで紹介されていた本、ぽた子も感想を書いてみたいと思います(笑)。
風力発電などの再生可能エネルギーって、もちろん導入されればいいけど、結局のところそれほどには戦力にはならないんじゃないの?というのが、なんとなーく世間で流れている雰囲気のような気がします。
このなんとなーくの雰囲気に対して、ちょっと待て、と統計データを挙げて(特に、ヨーロッパと日本との比較を通して)言っている本だと思いました。ヨーロッパでは既に風力発電の導入率が30パーセントを超える国があるということ、風力発電の導入を妨げているのは技術的問題というよりも制度上の問題が大きいということなど、あまり日本では言われていないことだと思います。
もちろん、ヨーロッパとは技術的事情が違うとはいえ、制度を変えるだけでもう少し導入率が増えるなら、柔軟に制度運用できないものかな、と思います。(画像をクリックするとamazonに飛びます)
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